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街の出来事

子ども部屋についてみんなで考えてみよう!

IKEA パネルディスカッション

スエーデンの家具メーカー イケア・ジャパン(株)主催のパネルディスカッション「子ども部屋についてみんなで考えてみよう!」が、2月23日 3331 Arts Chiyoda にて行われました。
子どもを持つ親として、取材もかねて参加してきましたので、報告いたします。

3331 Arts Chiyoda
3331 Arts Chiyoda

小学校入学を控え、子ども部屋を作るかどうかを考えるこの時期に、<子ども部屋>をきっかけに、「子どもたちにとって、快適な住まいとは何か?」を専門家の方々が、わかりやすく解説くださいました。
司会は、フリーアナウンサーの久保純子さん。
2人のお子様をお持ちの母親でもいらっしゃる久保さん。
専門家の方々に対する質問も、参加者の代表的な内容で、ディスカッションを盛り上げてくださいました。
1人目のパネラーは、
東京理科大学客員教授、
医学博士で医師の吉田 たかよし先生。

大学で開発された小型の心電図により統計を取られた事例をもとに、コミュニケーションの観点から子供と親の良い関係を解説いただきました。
2人目のパネラーは、
イケア・ジャパン(株)社内保育施設「ダーギス」園長
渡邉 クリスティーナさん

一般的なスウェーデンの子供部屋の例として、ご自分の子供の頃から成人になるまでの部屋の写真をもとに、子供の成長と共に部屋自体も成長するという事を解説いただきました。

3番目のパネラーは、
東京電機大学教授、
勝又 洋子先生。

部屋にストーリーを持たせるというテーマで、メルヘンチックな部屋を作ることで豊かな感受性が培われる事を解説いただきました。
4人目のパネラーは、
特定非営利活動法人せたがや子育てネット 代表
松田 妙子さん

ご自分のお子さんの写真を使って、子どものスペースについて解説いただきました。
ごく一般的な日本の狭い居住空間で、子供部屋ではなく、いかに子供のスペースを作るか、実際にどう作っているかを説明頂きました。

各パネラーの方々の発表が終わると、
申し込みの際に参加者の方々から集めた質問に、パネラーの方々が答えるQ&Aコーナー。
「子どもの部屋を作った方がよいか?」
「学習机はあった方がよいか?」
などなど、子供を持つ親として、一度は考え、悩む質問に答えていただきました。



私が心に残ったのは、
「子供部屋を作った方がよいのか?」と言う質問の際に「リビングで勉強すると子供の学力が伸びる」と事について、子どもの集中力が下がってきた際に、同じリビングで家事をしている母親の視線を感じた時、再度、集中力が高まるという事。
子どもとのコミュニケーションがどれだけ重要なのかを思い知らされました。


イベントを終え、懇親会も開かれパネラーの方々に、直接お話を聞く事も出来ました。

参加されていたのは、平日という事もあり、女性の参加者が圧倒的で、少し気恥ずかしい所もありましたが、大変為になったイベントでした。
今後も、このようなイベントに参加してゆきたいと思います。

今回から始まりました、編集企画 ”街の出来事”

千代田区内のイベントはもちろん、
編集部が区内を歩いて、足で稼いだ情報を発信してゆきます。
ご期待ください。